達成率を上げる目標設定の6つのコツ
達成できる目標と達成できない目標の大きな違いは、目標を適正に設定できたかどうかで決まります。
今回の記事では、いつ、誰が、どんな角度から見ても、適正な目標になるコツについて解説します。
目次
目標は数値化する
目標は数値以外の概念で曖昧に決めることはNGとされています。
例えば、減量のために走ろうと考えた場合、
・毎日、頑張って走る
ではダメです。
・毎日、1時間走る
ならOKですし、さらに言えば、
・毎日、5kmを1時間以内に走る
の方がなおさら良いです。
なぜかと言うと、「頑張って」という言葉が言い訳になる恐れがあるからです。
人によっては、たった数メートルを全力で走ることも「頑張って」でしょうし、またその日の体調によっては、100メートルでも「頑張って」になるでしょう。
でも、いいんです。私は頑張って走ったのですから。
いやいやいや、ダメですね。
目標は、誰が見ても、どこから見ても、言い訳できないものにしないといけません。
毎日、1時間走れたのかどうか、が重要なのです。数字をクリアできたのかどうか。それなら誰も言い訳できませんよね?
なので、目標は必ず数値化し、誰が見ても、どこから見ても、言い訳できないようにしましょう。
目標は現在の情報を元に設定する
目標は、現在(もしくは既存)の情報を元に設定しましょう。
今、自分ができたこと、できなかったことを元に考えるわけです。
例えば、TOIECで880点を取ろうと考えたとします。現在は560点で、その半年前は400点だったとします。
半年前から今まで、1日に平均15分の勉強により、160点アップした実績がある。
そこで、560点⇒880点にするには、単純計算でどうすればよいでしょうか?
答えは、1日30分の勉強を半年間続ければよいのです。
15分の勉強を6ヵ月続けることで160点アップしたわけですから、15分×2倍(30分)の勉強を6か月続ければ、160点×2倍で320点アップする計算になります。
単純計算でも構いませんので、目標は現在の情報を元に組み立てましょう。
目標は何を増やすのか、減らすのかを分解する
目標は大きく2つに分類することができます。
①何かを増やすこと
②何かを減らすこと
上の項目で記載した通り、現在の情報を元に何を増やせばいいのか、何を減らせばいいのかを明確にしましょう。
そうすることで、自分が何をすればよいのかが明確になります。
目標は期限を短く設定する
人は物事を後回しにする習性があります。
特にこの記事を熟読されている方は、
「まだ期限は先だから、明日でいいや」
と考えたことは一度や二度ではないはずです(僕もそうですが)。
特に、夏休みの宿題が、8/31まで完了しなかった人や、期限を過ぎても完了しなかった人は要注意です。
できるだけ目標は毎日コツコツやるべきです。
そのためにはコツがあります。
絶対に邪魔が入らない時間を探しましょう。
例えば、早朝や就寝前、通勤中など、人によって様々でしょうから、自分で探し出すのです。
そんな時間がないという方は、意地でも作りましょう。自分の日常の時間割を作り、その中から無駄な時間を省けば完了です。簡単ですよね?
というわけで、目標は期限を短く設定しましょう。
目標は頻繁に目に入るところに書く
人は忘れる生き物です。
せっかく決めた目標でも、忘れてしまっては意味がありません。
絶対に忘れないようにするためにも、例えば、スマホの待ち受けにしたり、トイレの壁に貼ったりなどなど、必ず目標は目につくようにしましょう。
目標は評価・再設定するための定期的な機会を設ける
目標を達成しても、結果が出なければ意味がありません。
よって、目標は結果と照らし合わせることで、定期的に改良すべきです。
1ヶ月や3ヵ月ごとに見直しの機会を持つことが重要です。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
目標を設定する際は、上記の項目をチェックしながら作るといいと思います。
オススメ記事:科学的に三日坊主をやめられる方法