中田ゼミ(研究テーマ:わかりやすさの追求)

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無名(マイナー)大学の学生が就職内定を取るための7つのポイント

      2017/10/18

私はあるTwitterのアカウントで、就職活動の支援活動をを行っています。

支援する学生さんは、無名大学の学生にしかスポットを当てておらず、有名大学の生徒さんから声をかけられてもすべてお断りしております。

なぜなら、有名大学の学生にとって、就活はハッキリ言ってイージーモード。めちゃくちゃ選り好みをしなければ、そりゃあもう、いとも簡単に内定を取れます。

そんな彼らを支援したところで、私はまったく面白くないので、逆に、無名大学の学生さんの就活コンサルタントを”無料”でやったりしています。趣味なのでね。

無名大学の学生が戦略なしに就活に挑む

これは、ハッキリと言わせてもらえば、無謀だと言わざるを得ません。

巷では、50社以上の採用試験を受けて、ことごとく落ちるような人がいるらしいのですが、絶対に何も考えずにやってるでしょ。

各業界の人気で有名な企業の試験を片っ端から受けていたり。

大企業以外には目を向けていなかったり。

ホワイトだと言われている企業しか探してなかったり。

まあそりゃ、失敗するよね、みたいに私は思ってしまいます。

無名大学の学生がまず考えなければならないこと

ここからが今日の本題です。

少し長いですが、就活は、人生における重要な岐路ですから、集中して読んでください。

眠い人は、寝てから読んでください。

就活における7つのポイント。

①入りたい業界、業種を特定する
②外見のコーディネーターを見つける
③面接の練習相手を見つける
④エントリーシートの添削をやってくれる人を見つける
⑤最適な求人ルートを見つける
⑥身近なコネクションを見つける
⑦就活仲間を見つける

ざっとこんな感じです。それぞれ詳しく説明していきますね。

①入りたい業界、業種を特定する

どんな仕事に就きたいからわからないので、いろんな業界、業種の説明会に行ってみる。

それ自体が悪いとは言いません。

が、これだけは覚えておきましょう。

あなたが選ばなければ、あなたも選ばれません。

いつまでも迷っていてはいけません。腹をくくって決めましょう。

迷いは自信のなさをあらわし、自信のなさは、選ぶ相手に不安を与えます。

実際、就活の期間は、たったの1年しかありません。

その中で、どこかの企業に選ばれるには、その企業のために、自分の持てる大半の力と時間を集中させなければなりません。

例えば、あなたの力が100しかなくて、企業の選考基準の力が50以上だと設定されていたら、合格するためには、半分以上の力を使わないといけませんよね。

あなたにたくさんの時間や力があればよいですが、全国には、およそ40万人前後のライバルがいます。

はたして、迷っている場合でしょうか?

迷うのは、まずは内定を取ってからでも遅くはないんじゃないでしょうか。

②外見のコーディネーターを見つける

その昔、「所さんの目がテン」という番組で、恐ろしい実験結果が出ました。

それは就活は美男美女が有利であることです。

■参考サイト:
Naverまとめ リアルに酷すぎる就職活動「顔採用」のナゾ

美男美女以外にとっては、絶望的な内容かもしれませんが、まあそこまで悲観しなくてOKです。

あくまで見た目は採用基準の一つであり、最低限の清潔感があれば、まず問題ないです。

最低限の清潔感は、身近にいる「オシャレ」な人に判断してもらいましょう。

自分ではまともだと思っていることでも、他人から見れば、

「全然だめやん・・・」

と思われていることも多くあります。

よって、このフェーズでは、完全に他人に頼りましょう。他人の意見こそが正解です。

③面接の練習相手を見つける

学生さんの中には、

「怖い顔した部長クラスの人と話をすると、頭が真っ白になる」

といった恐怖体験を語る人がいます。

これはね、もう問題点はたった一つです。

おじさん世代とのコミュニケーション不足です。

極端な例ですが、街で歩いているときに、外国人に話しかけられたら緊張しますよね?

たとえ、日本語で喋られたとしても、緊張します。というか、これ、私のことです。

原因はわかっています。それは外国人とのコミュニケーション不足です。

つまり、面接およびお偉いおじさんたちとお話しするときに緊張してしまう人へのたったひとつの解決策は、苦手な世代とコミュニケーションを取ろう、ということです。

女子大生なら、おじさんと出会える場所に行って場数を踏むのもアリだと思います。

男子の場合は、身近にいるおじさんと積極的に話してみましょう。怖い顔してても、意外と普通ですよ。

④エントリーシートの添削をやってくれる人を見つける

エントリーシートで落とされてしまう人がいます。

圧倒的な国語力の不足です。べしゃりはイケるが、文章はNG。

そんな人って、結構います。

これの解決策も、他力本願でいいと思います。

教授や親など、国語力のある年上に頼ればいいのです。

ちょっとしたお手伝いをしたりしてゴマをすり、エントリーシートの添削のお願いをしましょう。

人は頼られることにあまり抵抗はなく、むしろ喜んで受け入れてくれますよ。

自分の苦手なことは、他人に頼りましょう。社会人になっても使える最強の能力ですから。

⑤最適な求人ルートを見つける

リクナビやマイナビだけで活動するのは、無名大学の学生には、自殺しにいくようなものです。

リクナビ、マイナビは登録者数がとても多く、特に人気企業は、説明会で応募者が殺到するため、学歴フィルタリングをかけていたりします。

当たり前の話ですが、競争相手の多い場所で戦うことは、良い戦い方ではありません。

もっとマイナーな求人サイト(※①)や、自分に合った求人サイトを利用した方がよっぽどよいです。

例えば、最近では、運動部の学生専門の求人サイト(※②)などもあるそうで、運動部の学生を積極的に採用したい企業を見つけることができます。

■参考サイト:
ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】体育会系に特化した人材支援サイト「アスリート就職ナビ2017」

このような場所では、有利に戦いを進めることができます。

また、別に教授のコネや親のコネを使ってもいいじゃないですか。

就活では、内定を取るための方法に対して、何か制限をしてはいけません。

あらゆる手を考え、その中で自分が一番有利なところで戦うのが正解なのです。

⑥身近なコネクションを見つける

OB訪問は絶対にしましょう。

行きたい企業の出入り口で社員さんを出待ちをして、

「飲み代おごるので、お話聞かせてくれませんか?」

と声をかけるくらいの行動はアリだと思います。

マナー的にどうなの?と不安に思う方もいるかも知れませんが、そこまで熱心にやれる学生は、むしろ超優秀だと思われます。

正攻法じゃないと悪いことをしてるんじゃないかと思うかもしれませんが、法律違反でなければ、できることはなんだってやってもいいですよ。

そこで聞いた、生の声は、選考を進めるうえでとても有利になります。

ぜひ、やりましょう。つか、私はやりました。最初の3回くらい断られて、少し、へこんだけどね。

⑦就活仲間を見つける

就活は9割がツラいことでしょう。

私も、地方と東京を往復するのは、めちゃめちゃきつかったです。心が何回折れかけたか。

そんな中で心の支えとなるのは、仲間の存在です。

みんなツラい中でも頑張っている。

そう思えるだけで、一歩だけでも、歩を進めることができます。

その一歩が、いずれ内定を獲得するためのゴールにつながっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ごめんなさい、長くなってしまって。

でも、めちゃめちゃ重要なことを書いたつもりです。

私も偏差値の低い大学の出身ですが、戦略だけで大手企業に入りました。

マイナー大学の皆様を、私は応援しています。

■オススメ記事(続編):
就活まだ間に合う?今から選考を始めて内定したFラン学生の話

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