就活が振り出しに戻ってもまったく落ち込まなくていい
2017/12/04
就活では、予想よりも悪い結果が出ることの方が多いです。
・受かると思っていた企業から、まさかの不採用通知がくること
・持ち駒が全滅してしまうこと
・内定をもらっていた企業が倒産してしまうこと
等、自分の予想の甘さを痛感させられることが、ままあるでしょう。かつては僕もありました。
今回の記事では、就活が振り出しに戻ってしまった方向けに、少しでも元気になってもらうための内容を書いてみました。
ぜひともご覧ください。
目次
振り出しに戻ったときの精神的なダメージ
もともと0からの出発よりも、ゴール直前で0に戻ることの方が精神的なダメージが大きいかもしれません。
私も就活をしていた頃、最終面接で5回落ちました。
最初から落とされるなら、まったく会社に評価されていないことがわかるのですが、立て続けに最終面接で落ち続けると次のような愚痴を言いたくもなります。
「最初から落とせよ・・・」
何度も足しげく通い、夜通し企業のことを研究し、たくさんの時間を使った挙句、落とされる。そして、振り出しに戻る。
これを5回も繰り返したときは、胃が痛くなるほど辛かったことを今でも覚えています。
ある企業の採用担当者から励まされた話
就活中、とても仲良くなった採用担当者の方がいました。
企業説明会の際、とびぬけてプレゼンがうまくて、「この企業がレベルの高い人が採用をやってるから、採用には力を入れているんだろうなー」と学生ながらに、すごいなと思っていた方でした。
その方は、面接日時の連絡の際、
「次の面接では、○○に注意してくださいね」
とか
「就活の状況はいかがですか?何かお困りごとがあったらお気軽にご相談ください」
と常に気にかけてくださり、実際に、1時間くらいお電話で相談させていただいたこともありました。
しかし、その企業の最終面接後、私は落ちてしまったことを告げられました。
そのとき、採用担当から、
「○○さん(私の名前)は私が推薦し、私の上司も推薦しました。一緒に働きたかったです。
しかし、見る目のない弊社役員のせいで、このような報告をさせていただくことが本当に心苦しいです」
と上の人を批判してまで励ましてくださり、そのことで私は「次も頑張ろう」と思えました。
あなたを通過させてくれた方は、あなたと一緒に働きたいと思ってくれた人です。
あなたを通過させてくれた人がひとりでもいたとしたら、内定が取れる可能性は大いにあると考えていいです。
あとは、連続で認めてもらえるまで頑張るだけですから。
持ち駒はゼロになったけど・・・
持ち駒がゼロになったしまったときの精神的なダメージは、相当な物があります。
もとからゼロの状態よりもマイナスにさせられているようにすら感じます。
しかし、これだけは間違いなく言えるのは、経験値はプラスされていて、レベルは上がってるということです。
就活がゲームだとしたら、レベルアップした状態でスタート地点に戻されただけです。
文章の書き方、筆記試験の対策、面接の技術、どれもこれも着実に成長しています。
自分が積み重ねてきた行動は必ず自分のためになっています。
なので、何をするにもそうですが、とにかく行動する方が確実に成長します。
9月以降に採用を続けている企業はすべてブラックだったり不人気だったりするからやめた方がいいの?
私が学生の時、こんな噂がありました。
ブラック企業は離職率が高いから採用人数を多く確保しないといけない⇒遅くまで採用を続けているのは、離職率が高く採用人数を多く確保したいから
ブラック企業は人気がない⇒遅くまで採用を続けているのは、人気がないから
これらの意見について、私は肯定も否定もしません。
確かに一部の企業では、そういう事情があり、遅くまで採用を続けている可能性があります。
が、遅くまで採用を続けている企業のほとんどは、仕事がたくさんあって人が足りないという将来有望な事業に取り組む会社でしょう(つまり、学生の知名度が低く競争率が低い隠れ優良企業もたくさんある可能性が高いです)。
また、人気/不人気というのは、学生からの認知度が高いか低いかの差であって、その会社がブラックかどうかとは関係ありません。
たとえば電通の事件にも代表されるように、誰もが知っており、給与水準も高く、学生からの人気も高い企業でも実態としてはブラック企業だったりします。
心理学の世界では証明されていますが、人はネガティブな情報を信じやすい傾向にあります。
なので、ネガティブな情報を拾う活動をするよりも、まずは内定取ることに専念し、取ってから入社するかどうかを考える方がいいと思います。
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