中田ゼミ(研究テーマ:わかりやすさの追求)

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内定した企業がブラック企業ばかりで悩んでいる就活生へ

      2018/07/22

「内定は取れたけど、詳しく調べたらブラック企業ばかりだった・・・どうしよう・・・」

就活生の中には、内定を勝ち取っていながら、このような悩みを抱えている人が多くいます。

私も内定をもらった後になって、

「実はブラック企業だったら嫌だなあ・・・」

と不安になったことがあります(結果としてはホワイト企業でしたが)。

今回の記事では、内定先がブラック企業であることがわかってしまった就活生に向けて、私なりの意見を述べていきます。人生を左右することだと思いますので、ぜひともご参考ください。

ブラック企業へ就職した友人の話

私は2012年卒の時代に就職活動をしました。

リーマンショックによる世界的な大不況。そして東北大震災の影響により、就活氷河期の状態でした。

私はいわゆるFランの大学に通っており、当時、私の周りも大苦戦しておりました。

正確な統計を取ったわけではありませんが、私の周りでの内定率は30~40%で、そのうちの半数はブラック企業として有名な企業の内定でした。

「ブラック企業でも内定が取れただけマシだよね」

そんな風に自嘲していた友人の顔は、未だに脳裏に焼き付いております。

ちなみに・・・その友人は、ブラック企業へ入社したあと、1年も経たずに退職しました。

残業は毎月100時間以上にも関わらず、20時間以上はすべてサービス残業(残業代が払われないのに働くという地獄プレイ)となり、お金は少ないのに超激務という最悪の環境だったようです。

退職後の現在、次の正社員の職場は見つからず、派遣の仕事をしているようです。

「ブラック企業よりも派遣の方がマシだよ」

いつか似たようなセリフを言っていた友人の表情は、前よりも悲しげに見えました。

ブラック企業の見分け方

「ブラック企業」の定義は人によって異なります。たとえば、「残業が多い」というのはブラック企業だと思う人もいれば、「たくさん働いてお金を稼ぎたい」という人にとっては天国だったりします。

なので、他人の主観ではなく、明確な事実としてブラック企業かどうかを見分ける方法は、

・離職率が高い(3年以内の離職率が20%を超えるようだとブラックの可能性が高いです)
・休日の数(120日前後だと平均的で、105日以下だと少ないです)

の2つを見ればよいです。

実際の社員の声を聞きたいのであれば、裏ワザ的な方法になりますが、社員の口コミのある転職サイトに登録し、内部情報を得てみましょう(※あくまで裏ワザなので、自己責任でお願いしますw)。

とりあえず入社してから転職する方法はアリ?ナシ?

ブラック企業に入社したからと言って、一生そこから抜け出せない訳ではありませんよね。

なので、「最悪の場合、転職してしまえばよい」と割り切ってしまうこともアリです。

しかし注意が必要なのは、転職活動は、前職が「大手企業」や「有名な会社」でないと苦戦するという点です。

これは、就活生でいうところ、「偏差値の高い大学の学生の方が就活で有利」であるのと同じ原理です。

つまり、入社するブラック企業が「大手」や「有名」であれば、転職してより良い条件の企業に乗り換えることは簡単でしょうから、思い切って入社してしまってもよいかもしれません。

逆に注意しなければならないのは、「無名なブラック企業」です。そんな企業に入社することを決意するのは、それなりの覚悟が必要でしょう。

無名なブラック企業以外の内定がとりたい人は

無名なブラック企業への入社はリスキーですが、有名な企業であれば、転職時に有利になるのでオススメです。

まだ有名な企業や大手企業の内定がない人には、参加者内定率96%のMeetsCompanyを推奨します。

就活は、人生を左右する重要なイベントなので、就活後半戦に向け頑張りましょう!応援してます!!

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